ハリウッド、Netflix、米国映画協会(MPA)、日本のフィルムコミッション(JFC)、そして大阪の自治体——コンテンツ産業をグローバルに動かすキーパーソンたちが、2025年9月26日、大阪に集結しました。Netflix が主催する次世代クリエイター育成プログラム 「Creators Masters Camp(日本語名:Netflix クリエイターズ道場)」 の大阪開催です。
大阪のYouTuber事務所である株式会社FunMake(ファンメイク/本社:大阪市北区/代表取締役:市位謙太)は、本イベントの運営協力を担当しました。同時にこの一日は、当社にとって インターナショナルなコンテンツビジネスを構想する上での大きなターニングポイント となった一日でもありました。
ハリウッド × Netflix × MPA × JFC × 大阪市政が一堂に会した、大阪における映画・コンテンツ業界の重要イベントの記録です。

Netflix Creators Masters Camp(クリエイターズ道場) 大阪開催にて
(左から・敬称略):FunMake CEO 市位謙太/映画監督 マイケル・レーマン/大阪市長 横山英幸/
Netflix 副社長 アンドリュー・ユア/Netflix グローバルアフェアーズ ディレクター(FunMake顧問)杉原佳尭
「Creators Masters Camp(Netflix クリエイターズ道場)」とは
「Creators Masters Camp」は、世界で活躍する次世代クリエイターを育成するために Netflix が主催するグローバル・プログラムです。日本語では「Netflix クリエイターズ道場」と称され、今回の大阪開催では、ハリウッド、Netflix本体、米国映画協会(MPA)、ジャパン・フィルムコミッション(JFC)、そして大阪市政——各界のキーパーソンが一堂に会し、コンテンツ産業の現在地と未来について密度の濃い議論が交わされました。
オープニング:杉原 佳尭氏(Netflix グローバルアフェアーズ ディレクター/FunMake 顧問)
イベントの冒頭に登壇したのは、当社の顧問でもある杉原 佳尭氏。Netflix グローバルアフェアーズ ディレクターとして日本市場とハリウッドを結ぶキープレイヤーであり、過去にはGoogle株式会社 執行役員、在日米国商工会議所 副会頭などを歴任してこられました。日本のクリエイターを世界の舞台へとつなぐ橋渡しを、長年にわたり実践されてきた方です。

Netflix グローバルアフェアーズ ディレクター/FunMake 顧問 杉原 佳尭氏による登壇挨拶
横山 英幸 大阪市長による挨拶
続いて登壇したのは、横山 英幸 大阪市長。「関西のクリエイティブをより刺激し、コンテンツによる大きな経済を作っていきたい」というメッセージとともに、Netflix のようなグローバルプラットフォームと大阪が連携することの意義が語られました。コンテンツの力で大阪のポテンシャルを格段に高め、関西発の大きな経済圏を生み出す——その狙いと、FunMake が地方創生 × ソーシャルメディアマーケティングに込めてきた信念は、深く重なります。

大阪市長 横山 英幸氏によるスピーチ
マイケル・レーマン監督によるハリウッド映画理論の講演
プログラム本編では、フランシス・フォード・コッポラ監督の愛弟子として知られるマイケル・レーマン監督が、ハリウッド第一線で培われた映画理論を、実例とストーリーボードを用いながら解説。「ハイアングル」「スローモーションの雨」「俳優とカメラの位置関係」など、現場で実際に機能する撮影設計の原則を、参加クリエイターと直接共有する貴重な機会となりました。

マイケル・レーマン監督によるハリウッド映画理論の講演
(ストーリーボード上のカット指示「HIGH ANGLE / SLO-MO RAIN / FALLING」を例示)
特に印象的だったのが「Working with Actors(俳優との仕事)」というセッション。レーマン監督は次のような原則を、現場の実例とともに展開しました。
YouTube や SNS を中心に映像コンテンツを作る私たちにとっても、「映画として伝わる映像とは何か」を根本から問い直す時間でした。ハリウッド第一線の映画文法に、関西の地から直接触れる——日本のクリエイターにとっても極めて貴重な体験です。
パネルディスカッション:「これからのコンテンツ業界を盛り上げるためにどうするべきか」
本イベントのハイライトの一つが、3名の業界キーパーソンによるパネルディスカッションでした。議題は「これからのコンテンツ業界を盛り上げるためにどうするべきか」。日米のコンテンツ産業を代表する立場から、密度の濃い議論が交わされました。

Panel Discussion「これからのコンテンツ業界を盛り上げるためにどうするべきか」
映画監督 マイケル・レーマン氏/MPA アジア太平洋地域 プレジデント ウルミラ・ベヌゴパラン氏/JFC 事務局長 関根 留理子氏
登壇者の顔ぶれは、コンテンツビジネスの「グローバル × ローカル × 産業基盤」を象徴するものでした。
- マイケル・レーマン監督 — ハリウッド第一線のクリエイティブを体現する映画監督
- ウルミラ・ベヌゴパラン氏(Urmila Venugopalan) — Disney・Warner Bros.・Sony・Paramount・Netflix・Universal などハリウッド大手スタジオを代表する MPA(Motion Picture Association)のアジア太平洋地域ヘッド。2025年1月就任、東京拠点
- 関根 留理子氏 — 全国の撮影支援ネットワークを束ね、国内外の映画・映像作品の製作支援を担う JFC(ジャパン・フィルムコミッション)の事務局長
ハリウッド、米国映画協会、日本の撮影誘致機関——その3者のトップが関西の地で「これから日本のコンテンツをどう世界へ届けるか」を議論する場に立ち会えたことは、日本のコンテンツ産業の現在地と未来を、現場の言葉で実感する機会となりました。
会場:万博パビリオン × グランフロント大阪 インターコンチネンタルホテル

会場全景:グランフロント大阪・インターコンチネンタルホテル大阪
(NETFLIX 10 YEAR ANNIVERSARY × Panel Discussion 投影)
プログラム本編は、関西万博エリアの 米国パビリオン で実施。続く夜には、グランフロント大阪 北館の「インターコンチネンタルホテル大阪」 にて大規模なレセプションが行われました。この日は Netflix 日本上陸 10 周年(NETFLIX 10 YEARS ANNIVERSARY) を兼ねた懇親会でもあり、国内外の映画関係者・監督・俳優・プロデューサーが一堂に会する——まさにコンテンツ業界のサミットと呼ぶに相応しい時間でした。

レセプション会場の様子
(NETFLIX 10 YEAR ANNIVERSARY 併催/グランフロント大阪・インターコンチネンタルホテル大阪)
FunMake は、Netflix からのご依頼を受け、横山大阪市長との接続・アポイント調整・スケジュール調整・関係者間の連絡調整など、事前調整から当日の運営まで幅広く携わり、運営協力として円滑な進行に貢献しました。
FunMake 代表のコメント:ターニングポイントとなった一日
FunMake が描く地平:YouTube 事務所・映像制作の「先」にあるグローバル・コンテンツビジネス
株式会社FunMake(ファンメイク)は、創業以来「地方創生 × ソーシャルメディアマーケティング」を軸に、YouTuber マネジメント、企業タイアップ、映像制作、AI クリエイティブ、自治体連携——多角的なコンテンツビジネスを展開してきました。
しかし、Netflix Creators Masters Camp での経験は、私たちに改めて確信させてくれました。FunMake が目指す地平は、単なる「YouTuber 事務所」や「映像制作会社」の枠を、すでに超えているということを。
- 大阪・うめきたを拠点に、関西からグローバルへコンテンツを届ける
- YouTube・ショートシネマ・長編映画・AI クリエイティブ——あらゆるフォーマットで「届く物語」を作る
- ハリウッド・Netflix・MPA・JFC・自治体・大学——分野横断のネットワークで、日本のクリエイターを世界へ
- コンテンツによる民間外交——日本の文化・地域・ライフスタイルを、国境を越えて世界へ伝える
Netflix のイベントを通じて、私たちは様々な出会いと刺激、そして一歩踏み出す勇気をいただきました。その一歩目が、ICJ国際映画賞 2026 入選というかたちで結実しています。これからも、映画関係者・映像クリエイター・コンテンツ業界・自治体・企業の皆様と共に、インターナショナルで可能性のあるコンテンツビジネスを切り拓いていきます。
参考・出典/業界用語
本記事に登場する組織・人物・業界用語に関する公式情報および公開情報へのリンクです。
主催・登壇組織(公式サイト)
- Netflix Newsroom — Netflix 企業情報・プレスリリース
- Motion Picture Association(MPA) — 米国映画協会。Disney・Warner Bros.・Sony・Paramount・Netflix・Universal の6大スタジオを代表する業界団体
- MPA Asia Pacific — MPA アジア太平洋地域オフィス
- ジャパン・フィルムコミッション(JFC) — 全国の撮影支援ネットワークを束ね、国内外の映画・映像作品の製作支援を担う特定非営利活動法人
- 大阪市公式サイト — 横山英幸 大阪市長
業界用語集
- MPA(Motion Picture Association/米国映画協会):ハリウッド大手スタジオ(Disney、Warner Bros.、Sony、Paramount、Netflix、Universal)を代表する米国の業界団体。
- JFC(Japan Film Commission/ジャパン・フィルムコミッション):全国の撮影支援ネットワークを束ね、国内外の映画・映像作品の製作支援を担う非営利団体。
- MCN(Multi-Channel Network):複数のクリエイターと提携し、案件紹介・運営サポート・著作権保護などを行う組織。FunMakeも国内最大級の大手MCNと業務提携。
- Creators Masters Camp(クリエイターズ道場):Netflix が主催する次世代クリエイター育成のグローバルプログラム。
- ICJ国際映画賞:ウクライナで開催される国際映画賞。世界2,500名以上の映像制作者が応募。
- ブロッキング(Blocking):映画・映像制作における、俳優とカメラの物理的な位置関係の設計のこと。
FunMake 関連情報(内部リンク)
- 株式会社FunMake 会社概要 — 経営陣・顧問・組織情報(杉原 佳尭氏プロフィール含む)
- 大阪のYouTuber事務所 FunMake — 大阪・関西の事業詳細
- 映像制作・映像プロダクション — 採用VP・企業VP・ショートシネマ制作
- 企業タイアップ・インフルエンサーマーケティング — 関西・全国対応





